「ニュースレターのサービス」だったSubstackが、テレビに映るようになった。
Substackは2026年初頭、Apple TVとGoogle TV向けのスタンドアロンアプリ「Substack TV」を公開した。
ニュースレター・ポッドキャスト・動画を一本化した媒体として、映像コンテンツでも収益90%をクリエイターに還元する。
この動きが意味することは何か。
何が起きたか
Substack TVは、Substackクリエイターの動画コンテンツをリビングのテレビで視聴できるようにするアプリだ。
Apple TVとGoogle TVに対応し、スマートフォンで読んでいたニュースレターと同じ購読で、テレビで映像が見られる。
収益モデルはSubstackのそれを踏襲し、クリエイターへの還元率は約90%が維持されている。
YouTubeの70%やNetflixの構造とは根本的に異なる、クリエイターファーストの設計だ。
Substackはすでに累計ペイアウトが6億ドルを超え、年収100万ドル以上のクリエイターが50人以上いるプラットフォームに成長している。
なぜテレビに出るのか
答えは「コンテンツの消費場所が多様化しているから」だ。
テキストを読む人はスマートフォンやPCで読む。
ポッドキャストは通勤中に聴く。
そして動画は、リラックスしているときにテレビで見る。
Substackはひとりのクリエイターが発信する複数の形式のコンテンツを、すべて同じ購読で届けようとしている。
テレビはその「届け先」のひとつに過ぎない。
YouTubeが映像に特化し、Spotifyが音声に特化しているのとは対照的に、Substackは「クリエイター」を軸にコンテンツ形式を横断しようとしているわけだ。
日本のクリエイターへの示唆
日本ではSubstackのユーザーはまだ少ないが、この動きには注目する価値がある。
「テキスト+音声+動画」をひとつの購読でまとめて届けるモデルは、クリエイターにとって理想的に近い。
読者・リスナー・視聴者を別々に獲得しなくてもいい。
Substackで英語コンテンツを発信している、または発信を検討しているクリエイターにとっては、映像という選択肢が増えたことは確かだ。
日本語コンテンツでの展開はこれからだが、プラットフォームの方向性として覚えておく価値はある。
元ネタ: https://substack.com
調査日: 2026-03-28
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